レスベラトロール研究論文~熊本大学
熊本大学「生命科学コース 細胞機能制御学研究室」の論文
「レスベラトロールがアディポネクチンを活性化!肥満・2型糖尿病を改善!」
<アディポネクチンとは>
- 脂肪細胞から分泌され幅広い健康増進作用をもつ「善玉ホルモン」
- 動脈硬化や糖尿病などの症状に対して予防・改善作用があることで知られる
・血管の修復 ・インスリンの働きを改善 ・中性脂肪を下げる ・善玉コレステロールを増加
今回の研究で、
レスベラトロールの摂取によって、体内のアディポネクチンを増加させ、蓄積脂肪量や空腹時血糖値の上昇を改善させる作用があることを明らかにした。
有効性において遺伝子タイプによる個人差があるようなので全ての人に満足な結果が得られるとは限らないが、直接的に血糖値に対する結果は得られなくとも、神経症、網膜症、腎臓障害、動脈硬化など合併症の対策として有効であることがわかった。